五常・アンド・カンパニー株式会社 第4回6ヶ月定期社債
社債概要
債券の金額1口あたり金額 | 300万円 |
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利払いの頻度 | 半年に1回 |
満期までの期間1ヶ月未満は切り上げ表示です | 2年 |
繰上償還権発行企業による繰上償還の権利 | なし |
繰上償還請求権お客様による繰上償還を請求する権利 | あり 定期換金債(旧:定期社債)とは? |
資金使途
この度、当社グループの事業拡大に向けた運転資金、グループ会社への貸付、又はグループ会社による金融機関からの借入に係る預金担保等として活用することを目的として、別紙記載の通り、社債(少人数私募債)(以下「本債券」といいます。)の発行を実施する事と致しました。
事業内容
五常・アンド・カンパニー株式会社(以下「五常」)は、5カ国9社のグループ会社を通じ、途上国において事業向け小口金融サービス(マイクロファイナンス)を展開するホールディングカンパニーです。日本法人の主たる事業内容は途上国で金融事業を行うグループ会社への出資・融資及びグループ会社各社に対する経営・テクノロジー・社会的インパクト評価・財務の強化です。
2014年7月の創業以来、国内外の投資家より調達した累計289億円の資金を用いて原則としてグループ会社の過半数持分を取得、取締役や経営陣の派遣によりガバナンス及び内部統制を強化することにより、持続可能な利益成長と金融包摂を中心とした社会的インパクトの最大化を両立します。現在、インド・カンボジア・スリランカ・ミャンマー・タジキスタンに8,500名を超えるグループ従業員を擁し、顧客数は183万人、融資残高は1,000億円を突破しました(財務数値は連結6社、2023年8月末現在)。
金融包摂と言う観点からは、債務不履行によって顧客の信用履歴を毀損しないことも大切です。顧客の返済力を越えた過剰な貸付を行わないよう、展開地域の金融リテラシーや市場特性に応じて顧客目線に立ったクレジットポリシーを策定し、マイクロファイナンスに係る規制を遵守した審査プロセスを通過した顧客に対して、与信限度額に対して余裕を持った貸付金額、適切な返済頻度を設定する等延滞を発生させないための取組みを行っています。また、営業職員と顧客の信頼関係が貸倒率の抑制に寄与することから、透明性の高い人事制度やトレーニング、インセンティブを提供し離職率を低く抑えることも心掛けています。これらの取り組みにより、新型コロナウイルス感染拡大前は平均貸倒率0.5%以下、30日延滞率2.0%未満を維持していました。
途上国のマイクロファイナンス事業者の多くは、資金調達コストの高さに加え、事業規模の小ささに起因する非効率なオペレーションにより、金融サービスの利便性の低さや借入金利の高さが課題となっています。五常ではグループの規模を活かして資金調達コストを低減し、積極的なテクノロジー投資による生産性向上を通じて、お金が借りられない、安全な貯蓄手段がない、保険に入ることができない、送金サービスが使えないといった課題を解決し、全ての人に金融アクセスを届けることを目指しています。
発行実績
- 第7回6ヶ月定期社債
- 第6回6ヶ月定期社債
- 第5回6ヶ月定期社債
- 第4回6ヶ月定期社債
- 第3回6ヶ月定期社債
- 第2回6ヶ月定期社債
- 第1回6ヶ月定期社債
上記の資金使途及び事業内容に関する情報は全て各企業の責任で作成されたものであり、Siiibo証券株式会社がその正確性を保証するものではありません。(上記の資金使途及び事業内容は当社プラットフォームのIR情報に掲載されているものです。)